引き伸ばし処理について
当サービスでの「フチ処理」ごとの基本的な処理方法を説明させていただきます。
なお、ご自身でカットする場合や面付けでの納品の場合は「原寸維持・完全データ入稿」をお選びください。(フチなし・ありを選ばれた場合納品のデータ面の寸法が変わります。)
フチなし
「フチなし」は画像やデータの拡大・縮小を行い、用紙の端部まで背景色や図柄がプリントされる手法です。
A判などとタテヨコ比率が異なるデジカメデータなどの場合、切れるサイズが少ない方を約3~4mmはみ出させ、もう片方を成り行きカットして印刷します。
はみ出した部分は印刷されませんので、結果的にフチのないプリントが可能になります。
仕上がりイメージ
- お客様より指定が無い場合は中央配置での「フチ無し」となります。
- ほとんどの場合、長辺が多めにトリミングされます。
- 出来るだけ切りたくない箇所が有る場合は注文時にご指定下さい
- 入稿データの寸法が用紙サイズと一致した場合は、拡大縮小をせずに原寸維持にて出力を行います。
フチあり
「フチあり」の場合、画像やデータの拡大・縮小を行いすべての画像を切らず(ノートリミング)に成り行きにて余白を追加して(最少余白約3~4 mm)用紙内に納めてプリントします。
ただし用紙サイズに対して原寸で作成されたデータでは四隅に余白(4 mm以上)がある場合は縮小をせず原寸扱いでプリントいたします。
- 上下左右の余白にご指定がある場合は備考欄に「上下左右それぞれの余白の幅」をご指定ください。(3mm以下のフチ幅は対応不可能です。)
原寸維持・完全データ入稿
「原寸維持・完全データ入稿」の場合、完全データ入稿となりお客様側で仕上がり寸法通りにデータをお作りいただいている場合にご選択ください。
注文段階でカスタムサイズを選べない仕様となっておりますので、下記対応パターンにて処理を行っております。
■ご注文用紙よりもデータが小さい場合
→原寸を維持したまま中央配置をして余白が成り行きで発生します。
■ご注文用紙よりもデータが大きい場合
→原寸を維持したまま中央配置をして用紙サイズ外はトリミングされます。
■ご注文用紙とデータが同じサイズの場合
→データサイズのまま出力されますが、プリンターの誤差により1〜2mm程度の欠損が出る場合がございます。
この場合、塗り足しを各3mm程度お付けください。
また、下記の場合は備考欄にご指示を入れていただく必要がございます。
余白が出ないよう原寸のデータサイズにカットして納品希望の場合
→「原寸カット」と備考欄にご記入ください。
カスタムサイズにてご注文いただく場合はサイズを指定せず、原寸カットとお書きいただければ問題ありません。
用紙の四隅に指定の白フチをつけたい場合
→「上下左右それぞれの余白の幅」を備考欄にご指定ください。余白を加えてカットをご希望の場合は「指定の余白」+「原寸カット」を備考欄にご記入ください。