【印刷してみた】PICTORICO ファインアートスムーズの魅力
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「PHOTOPRI(フォトプリ)」は、写真展クオリティのプリントを提供する専門店です。一枚一枚の色を丁寧に調整し、30種類以上の用紙から最適なものを提案。あなたの作品が持つ魅力を最大限に引き出すお手伝いをします。大切な作品を、最高の形で残しませんか?
PICTORICO ファインアートスムーズ ― コットンの質感が息づく、上質な無光沢紙

「作品を落ち着きのある、上品な質感で表現したい」
そんな想いを抱くすべての作家様に、私たちPHOTOPRIが自信を持っておすすめしたいのが、PICTORICO(ピクトリコ)社のファインアートシリーズのひとつ「ファインアートスムーズ」です。
一般的な光沢紙やRCペーパーとは一線を画す、コットン配合のファインアート紙。
その非常になめらかな無光沢の表面は、紙そのものの質感を活かし、作品を自然体かつ深みのある表情へと引き上げます。
この記事では、ファインアートスムーズが持つ唯一無二の魅力を、スタッフの視点から詳しくご紹介します。
ファインアートスムーズとは? その核心に迫る
まずはファインアートスムーズの基本スペックを見てみましょう。
仕様 (項目) | 数値・情報 |
---|---|
正式名称 | ファインアートスムーズ |
メーカー | PICTORICO(ピクトリコ)社 |
用紙分類 | ファインアート紙、コットン配合紙 (コットンパルプ25%以上) |
坪量 | 255g/m² |
厚さ | 390μm (0.39mm) |
表面仕上げ | 無光沢 (マット)、スムーズ |
白色度 | 96% |
ファインアートスムーズ - スペック
特筆すべきは、390μmという際立った厚み。
手に取れば「厚めの画用紙よりもさらにしっかりしている」と感じるほどの存在感があります。この物理的な重厚感が、作品に確かな品格を与えてくれます。
ファインアートスムーズ4つの魅力
1. コットン配合が生む、温かく自然な風合い
コットンを含むベース素材により、柔らかくしっとりとした手触りを実現。
紙の繊維ならではの自然な質感が、作品に温かみと物質としての確かな存在感を与えてくれます。
2. 光を吸い込む、深淵なる黒と豊かな階調
暗部の表現が浅くなってしまうことがマット紙の課題としてありますが、ファインアートスムーズは黒がしっかりと落ちる上で鮮やかな発色をする用紙です。
なめらかな階調性としっかりとしたコントラストが、写真やイラストを一段と引き立てます。
3. ディテールを殺さない、スムーズな面質
製品名にもなっている「スムーズ」な表面は、用紙の質感が作品の邪魔をしないという仕上がりから来ています。
建築写真のシャープな線や、イラストの微細なタッチ、ポートレートの肌の質感など、あらゆるディテールを滲ませることなく忠実に再現してくれます。
4. 普段使いにも適した、優れたコストパフォーマンス
高品質のファインアート紙でありながら、日常的なプリントにも取り入れやすい価格なのも魅力のひとつです。
本格的な展示作品はもちろん、制作過程でのテスト出力にも気兼ねなく活用できるため、初めてマット紙に印刷する方にもおすすめです。
用紙サイズ | 寸法 | 価格(税込) |
---|---|---|
A4 | 210×297mm | ¥1,890 |
A3 | 297×420mm | ¥3,230 |
A2 | 420×594mm | ¥4,150 |
A1 | 594×841mm | ¥7,010 |
B2 | 515×728mm | ¥5,930 |
B1 | 728×1030mm | ¥10,020 |
【作例解説】ファインアートスムーズの魅力をプリントと共に見る
百聞は一見に如かず。
この用紙が実際にどのような表現を可能にするのか、実際の印刷物とともに見ていきましょう。
肌の質感を、柔らかく、上品に。
ファインアートスムーズは肌の質感を滑らかに、そして柔らかく表現します。光沢紙のような強い反射がないため、鑑賞者の視線を自然と被写体に集中させることができます。
髪の毛一本一本の繊細なディテールも潰れることなく再現され、しっとりとして落ち着いた、非常に上品な仕上がりとなります。
また、展示空間でも照明の光を反射しないため、フラットなプリントとして鑑賞してもらうことができます。
明るいハイライトから深いシャドーまで、階調が滑らかに表現され、その場の空気感まで伝わってくるような仕上がりは作品の世界へと誘う没入感を生み出します。
まとめ ― 静けさの中に息づく、上質な存在感
2022年にメーカーで販売開始されたばかりのファインアートスムーズは、海外製のファインアート紙に引けを取らない、しっかりとした厚みと質感・明暗の再現性を持っています。
手に取りやすい価格帯の用紙ながらもはっきりとした色表現を得意とするので、イラスト・写真問わずにおすすめできる用紙かと思います。
Q&A ― よくあるご質問
Q1. マット紙だと、やはり発色が弱いのでは?
A1. ファインアートスムーズは黒の濃度が非常に高く、彩度の高い表現も他のマット紙と比較するととても得意です。一般的なマット紙と比べても、色の深みや階調の豊かさに優れており、多くの作家様にご愛用いただいています。
Q2. 作品の長期保存には向いていますか?
A2. はい。ファインアートスムーズの保存性は美術館やギャラリーが求める高い水準を満たしています(メーカー説明引用)。PHOTOPRIが使用する純正顔料インクとの組み合わせ、そして額装などの適切な環境で保管することで、作品の美しさを永く保つことができます。
まずは、その手で確かめてみませんか?
用紙の質感や発色の仕方は実際に手に取ってみないとわかりにくいところも多くあるかと思います。
PHOTOPRIでは作品に適した用紙をお選びいただくために、2つの便利なサービスをご用意しています。
あなたの作品がファインアートスムーズに印刷した結果、どのように見え、感じられるか、確かめてみませんか?
PHOTOPRIのジークレー印刷サービスで、作品をプリントしてみてくださいね。
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