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記事: 【イラストのキャンバスサイズ】イラストにオススメなキャンバスサイズと解像度設定をアプリ別にご紹介!

【イラストのキャンバスサイズ】イラストにオススメなキャンバスサイズと解像度設定をアプリ別にご紹介!

目次

この記事について

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PHOTOPRI(フォトプリ)

プロ品質の写真プリントサービス

「PHOTOPRI(フォトプリ)」は、写真展クオリティのプリントを提供する専門店です。一枚一枚の色を丁寧に調整し、30種類以上の用紙から最適なものを提案。あなたの作品が持つ魅力を最大限に引き出すお手伝いをします。大切な作品を、最高の形で残しませんか?

【イラスト印刷の最適解】もう迷わない!キャンバス・アートボード設定完全ガイド

イラストレーターが作業している様子と美しく印刷された作品

あなたの作品を、最高の形で残しませんか?

イラストを描き始める際、「キャンバスサイズはどれくらいに設定すればいいの?」「解像度の数字がよくわからない」と悩んでいませんか?

結論から言うと、迷ったら「A4サイズ(210mm × 297mm)・解像度350dpi」で作成を始めるのが最もおすすめです!

こんにちは!写真展・美術展品質の大判プリントサービスPHOTOPRI(フォトプリ)の代表、松邑です。プロのカメラマンやデザイナーとしても活動しています。

今回は、デジタルイラストを美しく印刷するための最初のステップ、「キャンバス」または「アートボード」の設定について、徹底的に解説していきます。「せっかく描いたのに、印刷してみたら画像がボケボケ…」「モニターで見た色と全然違う…」といった失敗を防ぐための、クリエイター必見の完全ガイドです。クリスタやProcreateなど、主要なペイントアプリ別の具体的な設定手順も網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

キャンバス・アートボードとは?基本を理解しよう

イラスト制作ソフトで「キャンバス」や「アートボード」と呼ばれるものは、デジタル空間における「実際にイラストを描き込むための画用紙」のことです。どのソフトを使っているかによって呼び方が少し異なりますが、役割は同じです。

アプリケーション 作業領域の名称
Adobe Illustrator (イラストレーター) アートボード
Adobe Photoshop (フォトショップ) キャンバス / アートボード
CLIP STUDIO PAINT (クリスタ) キャンバス
Procreate (プロクリエイト) キャンバス
アイビスペイント (ibisPaint) キャンバス

現実世界で絵を描くときの「紙のサイズ」と「紙のきめ細かさ」を決める設定だと考えてください。JPEGやPNG、PDFといった画像形式で作品を書き出す際、その画像の仕上がりの大きさや印刷品質は、一番最初に設定するこのキャンバス(アートボード)の設定に100%左右されます。後から変更するのは難しいため、初期設定が極めて重要です。

デジタルキャンバスの概念図

デジタル上の「画用紙」のサイズと質を決めるのがキャンバス設定です。

デジタルと印刷で違う?「px」と「mm」の単位の使い分け

キャンバスサイズを設定する際、単位を「px(ピクセル)」にするか「mm(ミリメートル)」にするかで迷うことはありませんか?これらは最終的な「作品の出力先(用途)」によって明確に使い分けるのが正解です。

  • ウェブ・SNS用なら「px(ピクセル)」:画面上のドット(光の点)の数を表す単位です。スマホやPCモニターでの表示のみが前提なら、物理的なサイズ(mm)は関係ないため、pxでサイズを指定します。
  • 印刷用なら「mm(ミリメートル)」:物理的な用紙サイズを表す単位です。A4やB5、ポストカードなど、印刷したい用紙のサイズが決まっている場合は、最初からmmで指定し、それに合わせて解像度(350ppiなど)を設定すると出力時の失敗がありません。

ちなみに、設定したmmサイズと解像度からピクセル数を割り出す計算式は「ピクセル数 = (ミリメートル ÷ 25.4) × 解像度(dpi)」となります。手計算は大変ですので、当店の解像度/サイズ計算フォームを活用していただくとスムーズです。

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PHOTOPRI プリントチームからのアドバイス

写真展品質・プロフェッショナル出力担当

印刷会社に入稿する際、サイズがpx表記のままだと、実際の出力サイズ(何センチで印刷されるか)がイメージと異なってしまうトラブルが起こりがちです。印刷を前提に描き始めるなら、必ず単位を「mm」にして実寸サイズ+適切な解像度でキャンバスを立ち上げる癖をつけましょう。

ポイント1:適切なキャンバスサイズの設定

推奨サイズは?なぜA4が良いの?

繰り返しになりますが、迷ったら「A4サイズ(210mm × 297mm)」で作成を始めるのが最もオススメです!
後述する推奨解像度350ppi(pixels per inch)でA4サイズを設定すると、ピクセル数では「2,894 × 4,093ピクセル」という十分な情報量を持ったデータになります。

なぜA4サイズを推奨するのか、その理由は圧倒的な「汎用性の高さ」にあります。

  • 一般的なプリントの基準: 家庭用プリンターやコンビニプリント、同人誌の原稿などでも扱いやすい標準サイズです。
  • 作品集やポートフォリオ: A4で制作しておけば、後からクリアファイルに収納したり、ポートフォリオ(作品集)にまとめたりする際にも規格が揃って便利です。
  • 縮小・拡大の柔軟性: A4というある程度大きなサイズを基準に作成しておけば、SNS用の小さな画像(1000px程度)に縮小するのは全く問題ありません。また、A3やB3などの少し大きなサイズに拡大してポスター印刷する場合も、劣化を最小限に抑えることができます。

たとえ現時点で「ウェブでしか公開しない」と思っていても、将来的に「イベントで本を出したい!」「パネルにして部屋に飾りたい!」と思ったときのために、ある程度の大きさ(A4サイズ)で制作しておくことが、後々の可能性を大きく広げます。

A4サイズのキャンバス設定例

A4サイズ(210mm x 297mm)は多様な用途に対応できる便利なサイズです。

印刷するなら必須!「塗り足し(裁ち落とし)」の設定

もしイラストをフチなし(用紙の端まで余白なく絵柄がある状態)で印刷したいと考えているなら、「塗り足し(裁ち落とし)」の概念を絶対に知っておく必要があります。

印刷や断裁(紙を切る)の工程では、機械の精度上、どうしても0.数ミリのズレが生じる可能性があります。もし仕上がりサイズぴったり(例:A4ジャスト)でデータを作成してしまうと、断裁がわずかに外側にズレたときに、用紙の端に白い紙の地色(白いフチ)が出てしまうのです。

これを防ぐため、実際の仕上がりサイズより上下左右にそれぞれ3mm〜5mm程度大きめにキャンバスを作成し、そのはみ出した部分まで背景や絵柄をしっかり描き込む必要があります。このはみ出した部分を「塗り足し」と呼びます。

イラストの塗り足し(裁ち落とし)の図解、または印刷物の断裁イメージ

赤い線の外側が切り落とされる「塗り足し」部分です。背景は必ずここまで描き込みます。

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PHOTOPRI プリントチームからのアドバイス

写真展品質・プロフェッショナル出力担当

PHOTOPRIでフチなし印刷をご希望の場合は、手作業で丁寧に裁断をしているため、塗り足しがなくても原寸でデータを作っていただければ印刷が可能です。ただし念の為、キャラクターの顔や重要なサインなど、絶対に切れてほしくない要素は、仕上がりサイズよりさらに数ミリ内側(安全領域)に配置すると安心です。

ポイント2:美しい印刷のための解像度(ppi/dpi)

解像度って何?なぜ重要?

解像度とは、画像のきめ細かさを示す数値で、通常「ppi(pixels per inch)」または「dpi(dots per inch)」という単位で表されます。デジタルイラストやDTPの分野では、ほぼ同じ意味として扱われます。これは、「1インチ(約2.54cm)の幅にどれだけのピクセル(またはインクのドット)が詰め込まれているか」を示します。

解像度が高いほど、1インチあたりの情報量が多くなり、キャラクターの髪の毛1本1本や、瞳の細かなグラデーションなど、より細部までシャープで滑らかな、高品質な印刷結果が得られます。

高解像度で印刷されたイラストの例

解像度が高い(350dpiなど)と、ディテールまで鮮明に表現されます。

逆に解像度が低い(72dpiなど)と、1インチあたりの情報量が少なくなるため、画像を構成する四角いピクセルが目に見えるようになり、画像が粗く見えたり、斜めの線が階段状のギザギザ(ジャギー)になってしまう低品質な仕上がりになってしまいます。

低解像度で印刷されたイラストの例

解像度が低いと、画像が荒れ、ピクセルが目立つ印象になってしまいます。

推奨される解像度は?

印刷を前提とする場合、以下の解像度を目安にキャンバスを設定しましょう。これは印刷業界の標準的なルールです。

  • カラーイラスト:300~350 ppi
  • グレースケール(白黒の濃淡あり):600 ppi
  • モノクロ2階調(白と黒のみ・線画や漫画原稿など):600~1200 ppi

なぜモノクロ線画は600ppi以上と、カラーよりも高い解像度が求められるのでしょうか?
カラーイラストの場合、ピクセルとピクセルの間に中間色を置いて滑らかに見せる「アンチエイリアス」という処理が効きますが、白と黒の2色しか使わないモノクロ2階調データではそれができません。そのため、より物理的に細かいピクセル(高い解像度)を敷き詰めることで、ジャギー(ギザギザ)を目立たなくさせる必要があるからです。

SNSなどウェブ上での表示のみが目的であれば72ppiや96ppiで十分ですが、「いつか印刷するかもしれない」という可能性が少しでもあるなら、最初から350ppiで作成しておくのが賢明です。後から解像度の数値を上げても、一度失われた画質が元に戻ることはありません。

PHOTOPRIでは、2880×1440dpiという業界最高水準の超高精細印刷に対応しています。お客様の元データの解像度が高ければ高いほど、そのポテンシャルを最大限に活かした美しい仕上がりをご提供できます。

ポイント3:色を忠実に再現するカラーモード

RGBとCMYK、どちらを選ぶべき?

カラーモード(カラースペース)は、色を表現する方法のルールのことで、主に「RGBカラー」「CMYKカラー」の2種類があります。

RGBとCMYKのカラーモデル比較

RGBは光の三原色(モニター表示)、CMYKは色料の三原色(通常の印刷)に基づいています。

  • RGBカラー(光の三原色:Red, Green, Blue):
    モニターやiPad、スマートフォンの画面など、光を発して色を表現するデバイスで使われます。色を混ぜるほど明るくなり、白に近づきます(加法混色)。CMYKよりも表現できる色の範囲(色域)が格段に広く、特に鮮やかなエメラルドグリーンやネオンブルー、蛍光ピンクなどを得意とします。
  • CMYKカラー(色料の三原色+Key Plate:Cyan, Magenta, Yellow, Black):
    プリンターで紙などにインクを乗せて印刷する際に使われます。インクを混ぜるほど暗くなり、黒に近づきます(減法混色)。一般的な商業印刷(同人誌、雑誌、チラシなど)で標準的に用いられます。

ここで大きな問題が発生します。多くの一般的な印刷サービスやコンビニのプリンターはCMYKカラーで印刷を行います。そのため、RGBで鮮やかに描いたデータをそのまま印刷しようとすると、強制的に狭いCMYKの色域に変換され、意図しない「くすんだ色味(全体的に暗く、濁った印象)」になってしまうのです。これを防ぐため、通常の同人誌印刷などでは、最初からCMYKプロファイルでキャンバスを作成することが推奨されます。

PHOTOPRIならRGB印刷で鮮やかな色を再現!

しかし、ご安心ください!PHOTOPRIでは、デジタルイラストの標準的なカラーモードであるsRGBやAdobe RGBといったRGBカラーでのダイレクトプリントに完全対応しています。

10色〜12色の特殊な広色域インクを使用することで、通常のCMYK4色印刷では表現不可能な、画面上の鮮やかな色彩や微妙なニュアンスを限界まで保持します。アーティストがモニターで心血を注いで調整した色を、極めて高い精度で紙の上に再現することが可能です。

つまり、PHOTOPRIで印刷をご依頼いただく場合は、面倒なCMYK変換は不要。最初から最後まで「RGBカラーモード」で作品制作を進めていただけます!

あわせて読みたい:RGB印刷のメリットとは?

RGB印刷とCMYK印刷の違いや、PHOTOPRIがRGB印刷をおすすめする圧倒的な理由について、さらに詳しく解説しています。
RGB印刷を解説!CMYK印刷との違いとおすすめする理由

主要ソフト別:キャンバスサイズと解像度の設定手順

ここでは、多くのクリエイターが愛用している代表的なペイントソフト・アプリでの、新規キャンバス作成手順を具体的にご紹介します。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の場合

漫画やイラスト制作の定番、クリスタでの設定方法です。印刷用の詳細な設定が可能です。

  1. 上部メニューの「ファイル」から「新規」を選択します。
  2. 作品の用途(イラスト、コミック、すべてのコミック設定を表示など)を選びます。
  3. 「単位」を「mm」に変更し、幅と高さを入力します。または「規定のサイズ」からA4等を選択します。
  4. 同人誌などを作る場合は、「複数ページ」や「トンボ・基本枠(塗り足し幅)」の設定もここで行います。通常、塗り足しは3mm〜5mmに設定します。
  5. 「解像度」を350dpi(カラーの場合)に設定し、「OK」をクリックします。

Procreate(プロクリエイト)の場合

iPadユーザーに絶大な人気を誇るProcreateの設定です。

  1. ギャラリー画面の右上にある「+」アイコンをタップします。
  2. 新規キャンバスのアイコン(右上にある黒いフォルダに+マーク)をタップし、カスタムキャンバスを開きます。
  3. 左側のメニューから「サイズ」を選び、下部の単位を「ミリメートル」に切り替えます。
  4. 幅と高さを入力し、「DPI(解像度)」を350に設定します。
  5. 左側のメニュー「カラープロファイル」をタップし、RGB(sRGB IEC61966-2.1やDisplay P3など)が選択されていることを確認して「作成」をタップします。

※注意: Procreateはキャンバスのサイズ(ピクセル数)が大きくなるほど、使用できるレイヤーの最大数が減少します。iPadのメモリ(RAM)容量に依存するため、古い機種でA3・350dpiなどに設定すると、レイヤーが数枚しか使えないことがあります。

アイビスペイント(ibisPaint)の場合

スマホやタブレットで手軽に描けるアイビスペイントの手順です。

  1. マイギャラリー画面下部の「+」ボタンをタップします。
  2. 上部のタブから「印刷用紙」を選択します。
  3. 「A4」などの希望のサイズを選択します。このとき、アイコンの下に「350dpi」と表記されているものを選んでください。
  4. キャンバスが作成されます。

Adobe Photoshop(フォトショップ)の場合

プロユースの画像編集ソフト、Photoshopでの設定です。

  1. 「ファイル」メニューから「新規」を選択します(または「新規作成」ボタン)。
  2. 上部のタブから「印刷」を選択し、「A4」などのプリセットを選びます。
  3. 右側の詳細設定パネルで、幅と高さの単位が「ミリメートル」になっていることを確認します。
  4. 「解像度」を「350」「ピクセル/インチ」に設定します。
  5. 「カラーモード」を「RGBカラー」「8bit」に設定し、「作成」をクリックします。
ペイントソフトで新規キャンバスを設定している画面イメージ
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PHOTOPRI プリントチームからのアドバイス

写真展品質・プロフェッショナル出力担当

アプリによっては、初期設定(画面サイズに合わせる設定など)で解像度が72dpiや132dpiといった低解像度に設定されていることがあります。作品作りに夢中になる前に、キャンバスを立ち上げた直後に「画像解像度」のメニューから数値を確認する習慣を身につけましょう。

用途別・キャンバス設定オススメ早見表

ここまでのポイントを踏まえ、具体的な用途別の推奨設定をまとめました。これを見ながら設定すれば間違いありません。

一般的なイラスト印刷用(A4~B5サイズ程度)

同人誌の表紙、個人観賞用のプリント、ポートフォリオ、ポストカードなど、比較的小さめのサイズで印刷する場合の設定です。印刷するかわからない場合も、まずはこの設定で始めてみましょう。

項目 A4 A5 B5
仕上がりサイズ(mm) 210 × 297 148 × 210 182 × 257
ピクセル数 (350ppi時) 2,894 × 4,093 px 2,039 × 2,894 px 2,508 × 3,541 px
推奨解像度 300~350 ppi (カラー) / 600 ppi (モノクロ線画)
推奨カラーモード RGB (sRGB または Adobe RGB)

より詳しい用紙の選び方は用紙一覧ページや、イラストにおすすめな用紙の特集ページもご覧ください。キャンバスプリントやアクリルパネルなど、様々な商材をご用意しております(ポスター印刷を除き、すべて品質にこだわった3営業日後出荷となります)。

大型イラスト印刷用(A3サイズ以上)

展示会やイベント用の大きなポスター、インテリア用のキャンバスパネルを印刷する場合の設定です。ファイルサイズが非常に大きくなるため、PCやタブレットのスペックによっては動作が重くなることがあります。

項目 A1 A2 A3
仕上がりサイズ(mm) 594 × 841 420 × 594 297 × 420
ピクセル数 (350ppi時) 8,185 × 11,589 px 5,787 × 8,185 px 4,093 × 5,787 px
推奨解像度 300~350 ppi
(A1以上で数メートル離れて見る用途なら200-250ppiも可)

展示会やイベント用に急ぎで大きなポスターが必要な場合、当店の大判ポスター印刷をご利用ください。大判ポスター印刷に限り、営業日午前中までのご入金・データ確認完了で翌営業日出荷に対応しております。

SNS・ウェブ用(アイコン、投稿画像など)

X(旧Twitter)、Instagram、Pixivなど、ウェブ上で公開するためだけの画像設定です。印刷は想定しないため、解像度は画面表示用の標準である72ppiで十分です。

用途例 推奨サイズ (ピクセル) 解像度
X (Twitter) ヘッダー 1500 × 500 px 72 ppi
Instagram 正方形投稿 1080 × 1080 px 72 ppi
YouTube サムネイル 1280 × 720 px 72 ppi

※各SNSの推奨ピクセルサイズは仕様変更されることがあるため、最新の公式情報をご確認ください。

データ作成で困ったら?

PHOTOPRIでは、お客様のデータ作成をサポートする専門ページをご用意しています。
ご入稿データについて(完全データ作成ガイド)
それでも解決しない場合や、印刷に関する不安がある場合は、お問い合わせフォームから専門スタッフへお気軽にご相談ください。

途中で変更できる?キャンバスサイズ・解像度を変える時の注意点

イラストを半分以上描き進めている途中で、「やっぱりポスターサイズで大きく印刷したい!」「解像度を確認したら72dpiしかなかった…」と気づくこともあるかもしれません。ペイントソフトの機能を使えば、キャンバスサイズや解像度は後からでも変更可能ですが、そこには大きな画質劣化のリスクが伴います。

最大の注意点は、「小さなサイズ・低解像度で描いたものを、後から大きく(高解像度に)引き伸ばすと、画像が確実にぼやけたり荒れたりする」ということです。

大きなデータを縮小する場合は、ピクセルの情報が間引かれるだけなので比較的綺麗に仕上がります。しかし、拡大する場合は、元々存在しないピクセルをソフトが計算して「無理やり補完(水増し)」するため、どうしてもシャープさが失われ、ピンボケしたような画質になってしまいます。

画像劣化のイメージ

後からの拡大は画質劣化の原因。最初から十分なサイズで作成しましょう。

もしどうしても途中から解像度を上げて拡大しなければならない場合は、Photoshopなどの「画像解像度」変更メニューで、再サンプル時のアルゴリズムを「バイキュービック法-滑らか(拡大に最適)」や「ディテールを保持」などに設定することで、多少は劣化を軽減できます。また、最近ではAIを用いた画像高画質化ツール(waifu2xなど)を活用するクリエイターも増えています。

印刷に適したデータを作るための詳細は、こちらの記事「【知らずに失敗!?】印刷データを送る前に知っておきたい解像度の設定とは?」でも詳しく解説しています。

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PHOTOPRI プリントチームからのアドバイス

写真展品質・プロフェッショナル出力担当

データサイズに迷ったら、「大は小を兼ねる」の精神が大切です。最初から想定しうる最大サイズと高解像度(350ppi以上)で作成しておくのがプロの鉄則です。PCやiPadのスペック(メモリ容量)が許す限り、大きめにキャンバスを取っておきましょう。

まとめ:最適な設定で、あなたの作品を最高の形に

今回は、イラストを美しく印刷するための最初の関門である「キャンバス・アートボード設定」について、サイズ、解像度、カラーモードの3つの重要なポイントを解説しました。

  • サイズ: まずは汎用性の高い「A4 (210mm x 297mm)」から。フチなし印刷なら「塗り足し」を含める。
  • 解像度: 印刷するならカラーは300〜350ppi、モノクロ線画は600ppiが基本。
  • カラーモード: 一般的な印刷所はCMYKだが、PHOTOPRIなら「RGB」のまま鮮やかに印刷可能!

適切な設定で制作を始めることが、最終的な作品のクオリティを大きく左右します。この記事が、あなたの素晴らしい作品作りのお役に立てれば幸いです。

PHOTOPRIでは、あなたのイラストを最高の品質でお届けするため、様々な高品質な用紙をご用意しています。落ち着いたマット系ならマット紙、鮮やかな光沢感を出したいなら光沢紙、絵画や美術品のような風合いを求めるならキャンバス、個性的な和の表現には和紙も人気です。

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あなたの素晴らしい作品を「カタチ」にするお手伝いができることを、スタッフ一同楽しみにしています!

よくある質問(Q&A)

Q.

キャンバスサイズを間違えて小さく描いてしまいました。きれいに印刷する方法はありますか?

A.

基本的に解像度やサイズを後から上げると画像がぼやけてしまいます。しかし、PHOTOPRIのような高精細プリント(2880×1440dpi)であれば、プリンター側の補完技術により、元データの粗さをある程度カバーしてプリントできる場合もあります。できるだけ解像度が合ったデータでの再作成を推奨しますが、まずは「お試し印刷」で実際の見え方を確認していただくのが最も確実です。

Q.

RGB形式で入稿すると、モニターの色と全く同じになりますか?

A.

一般的な印刷はCMYKですが、当店(PHOTOPRI)はRGBダイレクトプリントに対応しており、元データに近い非常に高い色再現性を実現しています。ただし、モニターは「光」で色を表現し、印刷物は「インクが反射した光」で色を表現するため、物理的な発光感など100%完全に同一にはなりません。それでも、従来のCMYK変換による深刻な「くすみ」は大幅に回避でき、鮮やかなイラストの魅力を紙の上で最大限に引き出せます。

Q.

イラストをキャンバス地に印刷したいのですが、サイズ設定に違いはありますか?

A.

基本的なサイズや解像度(350dpi)の設定は同じですが、キャンバスパネルとして木枠の側面まで絵柄を巻き込む仕上がりにする場合は、その巻き込み分(片側数センチ程度)の「塗り足し」をかなり大きめに設定して描く必要があります。事前に印刷所のテンプレートや仕上がりイメージを確認して、十分な余白を確保してデータを作成してください。

Q.

72dpiで描いたウェブ用イラストを、後から350dpiに変更したら綺麗に印刷できますか?

A.

残念ながら、後から数値を変更しても綺麗にはなりません。72dpiのデータを350dpiに変更するということは、足りない情報を無理やり引き伸ばしている状態(拡大コピーと同じ状態)になるため、線はぼやけ、ピクセルが目立った粗い仕上がりになってしまいます。印刷を想定する場合は、必ず「描き始める前」に350dpiに設定してください。

Q.

iPadで描く際、キャンバスを大きくするとレイヤー上限が減ってしまいます。どうすればいいですか?

A.

Procreate等のアプリでは、端末のメモリ(RAM)容量を守るため、キャンバスサイズと解像度に比例して使えるレイヤー数が制限されます。対処法としては、「こまめにレイヤーを結合して数を減らす」「パーツごとに別のキャンバスファイルに分けて描き、最後に統合する」などの工夫が必要です。また、A1などの巨大なポスターサイズで描きたい場合は、iPadではなくPC版のソフト(クリスタやPhotoshop)での制作をおすすめします。


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