現像と印刷の違いを解説!どっちがおすすめ?
「現像」と「印刷」
こんにちは、カメラマン&印刷屋さんとして活動している”PHOTOPRI”代表の松邑です!
今回は「現像」と「印刷」の違いを解説します。
どちらもカメラをやっていたり、写真を扱っていると耳にするフレーズですがどのような違いがあるのでしょうか?
「そもそも現像ってなに?」
「印刷と何が違うの?」
「結局どっちを選んだらいいの?」
という声に簡単にお答えします!
最後には「印刷」をする際に使えるお得な情報もあるので是非最後までお読みください!
現像ってなに?
今でもよく「デジカメの写真を現像する」という言葉を見聞きする。
どういう意味で使っているのかというと、どうも「写真をプリントすること」を「現像する」と言っている場合が多いらしいです。
フィルムカメラの現像
元々のルーツはフィルムカメラ時代にネガを薬品につけて像を浮かび現す作業のことを指しています。
肉眼で確認できるようにするという意味合いだったんです。
人の目で見れるように像を現す…現像…
ちなみに撮影はしたが像が現れていないフィルムの状態を潜像と呼ぶそうです。
人の目から潜む像…潜像…
デジタルカメラの現像
「現像」という作業はフィルムカメラだけのものではありません。
一眼レフカメラ・ミラーレス一眼・コンデジで写真を撮る時にも実は現像が行われています。
どこで現像がなされているのかというと…
・シャッターを押す。
・イメージセンサーが光を受け、そこから出た信号をデジタルデータに変換。
・変換したデジタルデータをカメラに搭載されたコンピューターがJPEG画像に変換
→ここがデジタルカメラにおける現像と呼ばれています。
ホワイトバランスを合わせ、ディテールをシャープにし、ノイズを減らす……という画像処理を施してJPEG画像に変換して記録メディアに保存する。
という作業を自動的にしてくれてるわけで、実はカメラボディごとに特色が出るのはこの現像が大きく関係しているわけです。
ちなみに現像前のデータをRAWデータと呼び、カメラ側で処理をさせずにカメラマンの手で現像(RAW現像)をすることも可能です。
この通りLightroomにも「現像」と明記されていますね
PHOTPPRIに届く写真の多くは、RAW現像を自身の手で行って印刷をご注文いただいているのではないでしょうか?
RAW現像に使われるソフトウェアとしては
・Adobe Photoshop
・Adobe Lightroom
・Capture One
・DxO OpticsPro
・各種メーカー純正ソフトウェア
「現像」と「印刷」は全く別のもの
現像という言葉で非常に多く間違えられているのが、「現像」を「印刷」と勘違いされている点です。
フィルム時代は写真屋さんにフィルムを持っていくと、現像からプリントまで行われていたため、現像=プリントという認識が広まってしまったんです。
実際に、他のプリントサービスでも現像=プリントというようなフレーズを使われています…
現像と印刷は全く別の言葉ですが、現代では意味が同じように使われていることが多いという現状です。
もちろん本当に現像してくれるプリントサービスもあると思いますが、大半は印刷やプリントを指していることが多いんですね。
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当サービス、"PHOTOPRI"は個展作家・各業界のプロも利用する高品質な印刷を目指し、色域の広いRGBとAdobe RGBの印刷に対応しております。
画像をCMYKに変換しなくても、RGB印刷であれば元のRGB画像のまま印刷を行うことができ、変換の手間を省くことができますし、くすまない色で印刷できます。
まずは無料のお試し印刷もあるため、RGB印刷を試したくても自宅ではできないという方は是非お試しくださいね
まとめ
今回は、ついつい混同させてしまう現像と印刷の違いについて解説しました。
みなさんの探している情報はあったでしょうか?
気になる点などあればお気軽にお問い合わせくださいね!