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記事: 【印刷してみた】PICTORICO セミグロスペーパーの魅力

【印刷してみた】PICTORICO セミグロスペーパーの魅力 - PHOTOPRI【写真展・美術展品質のプリントサービス】

【印刷してみた】PICTORICO セミグロスペーパーの魅力

 【PICTORICO】セミグロスペーパー

今回ご紹介するPICTORICO(ピクトリコ)セミグロスペーパーは、ダイヤミック株式会社からから販売されている光沢紙です。

スペイン語で「絵画のような」を意味する「PICTORICO」シリーズは、プロ・アマチュアを問わず、多くの写真家から愛用されています。

ピクトリコシリーズの中でも特に、セミグロスペーパーは上品な半光沢感がユーザーにとって使いやすいため、好評な用紙です。

ピクトリコシリーズは光沢系の用紙の種類も豊富で、ユニークな写真用紙を開発しているブランドですが、まだご存知ではない方も多いはず。

「セミグロスペーパーの特徴は?」

「どんな写真やイラストに適しているの?」

などのお悩みを持った方に向けて書かせていただきます。

〈取扱用紙〉

【PICTORICO】セミグロスペーパーという選択

ピクトリコシリーズの特徴

【PICTORICO】セミグロスペーパー

東京都墨田区に構えるダイヤミック株式会社が提案するピクトリコシリーズ。

その大きな特徴のひとつは、例えばEPSONが取り扱う光沢系の用紙と比べて、用紙に厚みがあるということです。

大人気用紙のEPSON厚手絹目の厚みは0.27mmですが、セミグロスペーパーは0.295mmです。

たった0.025mmの差しかないように思えますが、紙を持ってみるとその厚みと重みが結構違うことに気付きます。

この厚みというのは、作品づくりにおいて物理的な「扱いやすさ」に直結する大事な点です。

A3サイズ以上の大きさになってくると、作品を額装に入れるときなどに気を遣いますし、曲げたり折ったりするリスクを考えると「紙自体が丈夫である」ということは大きなメリットなのです。

また、使用するインクの種類も染料、顔料と両方に対応しているので、ご自宅で印刷を楽しむ方にとっても「気軽に使える」という点は良いですよね。

PHOTOPRIでは顔料インクによる出力になりますが、印刷した後はいつも見惚れる美しさがあります。

シリーズ屈指の使いやすさ

ピクトリコシリーズの中でも特に使いやすいのがセミグロスペーパーです。

写真を印刷するとなると初心者の方は、まず光沢紙がどのようなものなのかと調べますよね。

「どうやら光沢紙というものが良いらしい」と多くの方のレビューを見て知ることになると思います。

PHOTOPRIでも取り扱いのあるクリスピア高光沢やプロフォト厚手光沢も人気で、他の印刷会社さんも注文数は多い用紙となっているはずです。

PHOTOPRIでは上述した高光沢の用紙に引けを取らないほど人気なのが「半光沢」の用紙となります。

この「半光沢感」がセミグロスペーパーが使いやすい理由です。

【PICTORICO】セミグロスペーパー

印刷をしてみると、データの見やすさに頷けると思います。

高光沢の用紙は他の追随を許さない「美しさ」が大きな武器となっていますが、半光沢の用紙は「見やすさ」が魅力です。

ほんのりときれいな反射で、長時間の鑑賞も苦ではありません。

半光沢の用紙は写真展でも採用率が高い代表的な用紙です。

会場のライティングに左右されることなく展示ができますので「見やすい」という要素があるだけで、他の用紙との差別化が図れると思います。

また「見やすい」という理由付けに大きく関わってくるのが微粒面であることです。

微粒面というのは用紙の表面に僅かにテクスチャ加工をしているものです。

簡単に言えば凸凹加工がされているんですね。

【PICTORICO】セミグロスペーパー

(↑少し見にくいですが、表面がぼこっとなっているのが分かるでしょうか。)

凸凹が付いていることで、光の反射が単調にならず、立体感のある写真になります。

つまりセミグロスペーパーで印刷された写真は、半光沢感と微粒面という2つの特徴が合わさって「見やすい」作品として表現できるのですね。

ちなみに、最近お客様からもお問い合わせが多い「絹目と微粒面の違い」について、EPSON厚手絹目とCanon微粒面ラスターを取り上げ、記事にしていますのでお時間のある方はぜひご覧ください!

【絹目と微粒面の違いとは?】

 

どのような写真・イラストに適しているのか

どんな被写体でも印刷ができる。でもおすすめは…

セミグロスペーパーで注文をされる方の作品を見てみると、被写体のジャンルに偏りはなく、作品づくりにおいて汎用的に使える用紙であることが分かります。

風景写真でもスナップ写真でもモノクロ写真でも、印刷をして変になることはありません。

【PICTORICO】セミグロスペーパー

(↑この写真はあえて光源を近い位置からうっていますので、極端な光の当て方をしていますが、見てほしいのは反射の強さ。キツすぎない反射ですよね。)

さて、この半光沢感による反射の加減と微粒面…と来ればおすすめできる写真は、ずばり人物写真です。

人物写真と絹目調の用紙の相性は抜群で、人肌のきめ細やかさを表現したいときにはうってつけです。

中には、そこまで表現されたくないモデルさんもいるかもしれませんが(笑)、写っている人の肌感も見事に表現してくれるのがセミグロスペーパーです。

シリーズ全般に言えることですが、ピクトリコの技術によって色濃度・色域が広いため、高画質で印刷することもできますし、さらに微粒面によって立体感のある人物写真にもなります。

 絹目紙が人気の理由が分かりますよね。

半光沢感で見やすく、微粒面で立体的に、高画質で印刷ができる

こんな使いやすい用紙があっていいんですかね。

注文時の注意点

セミグロスペーパーは仕入れの都合上、注文サイズを限定しております。

2L、A4、A3、A3ノビの4サイズの展開となっておりますのでご注意ください。

おまけ

今回の記事では、セミグロスペーパーを取り上げましたが、ピクトリコシリーズは用紙の種類も実に豊富です。

PHOTOPRIで取り扱っていない用紙について詳しく知りたいという方は「ピクトリコ ショップ&ギャラリー」という直営店もあります。

そこでは、さまざまな用紙を実際に見て、触れて、スタッフの方が用紙選びの相談や作品づくりの相談にも乗ってくれますので、お時間のある方はぜひ行ってみてくださいね。 

セミグロスペーパーをお試し印刷してみませんか?

車を買う時は一度試乗をするように、プリントをする前に、まずはお試し印刷をご利用いただき、ご自身の目で用紙を体験してほしいと思っています。

光沢紙、マット紙、ファインアート紙、和紙など多岐に渡る用紙それぞれがもつ風合いや手触り、色写りなど、実際に印刷物を手にしてみないと分かりませんよね。

たくさんの用紙の中からベストなものを選択しようとしても、いきなりは難しいと思います。どれを選んだら良いのか分からないという方は本当に多いのです。

お試し印刷は、ご自身の写真データを使って出力することができます。

お好みに応じたお試しセットをご用意しておりますので、是非一度ご活用ください!

 

TEST PRINT

お試しプリント

写真展品質の大判プリントサービス"PHOTOPRI"では最大B0ノビサイズのプリントに対応しており、私を含むプロのスタッフが熟練のカラーマッチングでお写真やイラスト・絵画作品を高精細かつ美しく仕上げております。

A1サイズで約3,800円〜とクオリティに反してリーズナブルですのでよかったらご検討ください!

A5サイズであればお試し印刷もやっているので、まずは品質を確認してみてくださいね〜!

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